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佐藤の備忘録。誰も見なくていいよん。

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こんにちは、シュガーラブの佐藤愛です。

 

先日の米田くんのブログにもありましたが、

スタッフみんなでセミナーという名の

勉強会に参加してきました☺

 

シュガーラブでいつも製本をお願いしている

アルバム業者さん主催のセミナー。📚

 

実はこの度、佐藤の撮影&デザインしたアルバムが

サンプルとして置いていただけることになりました💡

じゃんっ。

 

 

しかも2冊も!!

 

今も鮮明に覚えている一本の電話。

 

4月の寒い海での撮影が無事に終わり、

高岡市のクスリのアオキで

暖かいものを買おうと物色している最中に

その電話は鳴りました。

 

アルバム業者の担当者さんからの着信。

📞「あっ佐藤さん、お世話になっております~

すみません~・・急で申し訳ないのですが・・・」

 

ん、なんだか、

とてつもなくいや~な予感。。。

 

📞「フォトネクストや展示会に使用する

サンプルのアルバムを佐藤さんに

お願いできないかと思いまして~・・・」

 

ん。んん!?

 

そう、こちらの業者さん、かなり大きな会社さんで

写真業をされている方なら

ほぼ知っておられるのではないかと

思われる大企業さんで、

シュガラブも大変大変お世話になっている

パートナーさんなのですが、

 

 

そんな企業さんのサンプルに!?

と驚きと動揺を隠せなかったのですが、

クスリのアオキの中心で喜びを叫びました。

 

「わ、わたしなんかでよければぜひ!!」

と会社への帰り道るんるんで帰ったのを覚えています(笑)

 

 

展示会のみならず、

業者さんのHPにも大きく使っていただけて、

とっても嬉しかったです🥺🥺🥺

 

 

HPや展示会の度に、どうやったら

この見本のフォトグラファーに選ばれるんだろうと

いつか自分のものがここに載ったらいいなぁ~

なんて漠然に描いていた願望が形になり

佐藤としては夢のひとつが叶った気分でした🥺✨

 

自分が作り出したもの、

生み出したものが世に出て、

私が知らない誰か大勢の方に

目を通してもらえる、

そしてそんなステージに立つことができたことが

本当に嬉しくて、

 

第一線を走っておられる

フォトグラファーさんからしたら

ひっくいひっくいステージかもしれませんが

私からするとまたひとつ、

フォトグラファーとして

頑張れるきっかけとなりました🥺💖

 

 

そんなパートナーさん主催のセミナー。

今の現状をより良くするためのヒントをもらいに・・・!

と思い、行ってきました。

 

 

 

セミナーの講師は

ギリフォトワークの片桐裕二さん。

 

私がまだフリーカメラマンの頃、

お世話になっていた式場のカメラマンさんに

 

「このカメラマンさん有名だしすごいよー!」

 

と教えてもらったカメラマンさんでした。

 

 

ウェディングフォトグラファーとして

活躍されている片桐さん、

自身でも言っておられた

『 人間の泥臭さ 』

を写真に撮るのが好きで得意と話しておられました。

 

 

片桐さんのお写真は、

どの写真も人間味があって、

表情がとっても豊かで

ドキュメンタリー性の高いものばかり。

 

一見、お客様の人生ドラマのような

お写真に見えますが

実は片桐さんが見えないところで

ディレクションして創り上げているということ。

 

もちろんベースで

お客様の人生ドラマがあってこそ成り立つものです。

 

たとえばこちらのお写真。

(ブログより拝借させていただきましたm(__)m)

tune the rainbow 〜あなたの妻です〜より抜粋>

 

 

おもしろい絵本を持っている

おばあちゃんを切り取った

なんともほっこりするお写真。

 

これはおばあちゃんがたまたま面白いことをして、

たまたま片桐さんがその一瞬を

とらえたわけじゃないんです。

 

片桐さんがおばあちゃんに

「おばあちゃんおもしろいからこれ持って」

と持たせて撮ったそうです。

 

初対面のカメラマンにそんなことされたら・・

と思う方もおられると思うのですが、

さすが片桐さん。

 

それを初対面でも言えるくらい

結婚式の合間合間に

ゲストとコミュニケーションを取るそう。

 

 

結婚式の撮影は、

始まりから終わりまで大体7時間ほど。

このたった7時間で、

ゲストとコミュニケーションを取り、

 

あたかも今日この日まで

新郎新婦やゲストの方々と

友達や家族だったかのように

空気に馴染んでいく

 

だからこそ、

新郎新婦のおふたりや、その家族、友人から

喜ばれるお写真が撮れるんだなぁ・・・

とめちゃくちゃ感激しました。

 

今までどの会社にいても

どのカメラマンの下についても

『 黒子に徹する 』

ことを教わりました。

 

 

むしろお客様とほんの少し

プライベートな談笑をするだけで

不必要な話はするなと

陰で上司にドエライ怒られました。😂

 

怒られたときに今でも覚えているのが、

お客様とコミュニケーションを取らずに

どうやってお客様の気持ちを汲み取るのか

疑問で仕方なかったです😨

 

片桐さんのセミナーを受けて思ったことは

きっとカメラマンという職種に限らず

 

どのくらい思いやりの心を持つことができて

相手の気持ちに寄り添えて

相手の立場に立てて

相手のサインひとつひとつを

汲み取り感じ取り読み取り

こうしてあげたいと

どこまで体が自然と動くかどうか

 

ってことなんだなぁって

結局はやっぱり人間なんだなぁということを

改めて感じさせてもらえました。

 

 

 

私がシュガーラブをオープンした

きっかけの話になりますが、

 

ウェディングフォトだけを撮り続けていた頃に

結婚式が終わっても

家族が増えて思い出が増える度に

お会いできる仕事なのに

どこか「一期一会」な現状に

ずっと違和感を覚えていました。

 

その違和感を解きたくて

思いついたのが

私とお客様が直接

関われる場所を作ればいいと思い

アトリエを作ろうと決心しました。

 

お店を持った経験もなく

正直不安で仕方なかったのですが

 

ウェディングフォトを撮る度に

落ちどころのないものが私の中に溜まり

それが写真に写り込んできたときに

このままではダメだと感じました。

 

 

人生は一度、死ぬ気で、

自分が信じたいことを

やりたいことをやってみようと決めました。

 

3年前のあの時の決意が

片桐さんのセミナーを聞いて

その決意は正解だったよ!

って言ってもらえた気がして、

とても勇気が湧きました。

 

間違ってなかった🥺🥺🥺←

 

私も泥臭く生きていこうと思いました(笑)

 

もっともっと、

お客様に喜んでもらえる

お客様の日常に寄り添える写真を

撮れるよう

日々精進しなきゃと

改めて気を引き締めてもらえました。

 

 

ここまで読んでくれた方がいたら

心から感謝です。🥺🥺🥺

 

佐藤の備忘録でした。

Photo is magic of memories.

思い出に色を。

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